●ストレッチ
ストレッチはなぜ必要とされスポーツの現場に受け入れられているのか。
人の体は使わないと弱くなります。弱くなると硬くなります。
使いすぎるということは組織の障害が起こることです。障害が起こると圧痛が生まれますが、同時に筋腱が短くなり、関節が硬くなります。
年をとると硬くなるのは当たり前と思っている人は多いと思いますが、そうではありません。
体前屈して手の平を床につけることを例にとると、病院に来る人ではできない人が圧倒的に多いものですが、元気に体操教室に通う高齢者の方をみると、とても柔軟性に富んでいるのに驚きます。
逆に病気もなく若くても硬い人は大勢います。
小学生でも立位体前屈をさせると指先もつかない子どもたちがけっこういます。
日ごろの生活の習慣です。各関節の可動域の確保、再獲得を兼ねて毎日ストレッチングをしましょう。
(「美しく立つ」から引用)
コメントをお書きください