●寝る3時間前までならお酒もOK。
食事と一緒に楽しんで!
お酒がすべてダメというわけではなく、避けたほうがいいのは糖質が多いビールと日本酒です。仕事が終わって空腹状態でとりあえずビールで乾杯しようものなら血糖値が急激に上がって確実に太ります。ワインも白ワインやシャンパンなどは糖質が多めなので飲みすぎないようにしてください。体への負担が軽いのは食物繊維が豊富な赤ワイン。赤ワインのボトルの底を見ると澱(おり)がありますが、それが果糖の吸収を邪魔して血糖値の上昇を防いでくれます。
また、ぶどうの皮には抗酸化成分のポリフェノールがたっぷり含まれているのもメリット。特にタンニンが多く含まれているのは、フランスのコート・デュ・ローヌのシラーやカベルネ・ソーヴィニヨン、イタリア・カンパニア州のアリアニコなど。暖かい気候で栽培されたぶどうは紫外線を防ぐために皮に厚みがあり、繊維質も豊富です。ワインが合わない和食の場合は、糖質を含まない蒸留酒の焼酎を選ぶといいでしょう。
ただし、夕食にお酒を飲みすぎるとインスリンが大量に溢れ、成長ホルモンの分泌も阻害されてしまいますから、グラス2~3杯を限度に、少なくとも寝る3時間前には飲み終えましょう。そして、急激に血糖値を上げないようにお酒は食事と一緒に飲むことも大切です。
(老けない人はやめている)
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