●チョコレートやあめなど多くの食品にタール色素が使われている
タール色素は、菓子パンのほか、チョコレート、あめ、ビーンズ、つまみ、紅しょうが、福神漬、清涼飲料水などの着色料に使われています。この色素の特徴はいつまでたっても分解されず、色落ちしないことです。
自然界にまったく存在しない化学合成物質であるため、微生物や紫外線などによって分解されることがないからです。
食品の原料は、すべて自然界からとれたものです。おもに植物が、土壌中の成分や水、そして太陽のエネルギーを利用して、炭水化物、たんぱく質、脂肪などのさまざまな栄養分を作り出し、それを食品として人間が摂取することによって、人間の体が作られ維持されているのです。
ところが、タール色素のように自然界に存在しない化学合成物質は、栄養になることはなく、単なる「異物」となって体中をめぐります。
そして、各臓器や組織の細胞、さらに細胞の遺伝子にダメージをあたえる可能性があるのです。
したがって、本来なら食品に混ぜることなどとうてい許されることではないのです。
(「がんになる29の添加物を食べずに生きる方法」)
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