●ガム
ほとんどの製品に危険なアスパルテームが使われている
コンビニやスーパー、駅の売店などには、各メーカーのガムがズラッと並んでいますが、それらのほとんどには、合成甘味料のアスパルテームが添加されています。「砂糖は虫歯の原因」とされているので、それの代わりに使われているのです。
アスパルテームは、アミノ酸のL-フェニルアラニンとアスパラギン酸、それに劇物のメチルアルコールを結合させたもので、砂糖の180~220倍の甘味をもっています。アメリカでは、1981年に使用が認められ、日本でも2年後の83年に使用が認められました。
しかし、認可後も、その安全性をめぐって、常に論議がなされているいわくつきの添加物なのです。脳腫瘍を起こすとの指摘がありますし、白血病やリンパ腫を起こすという動物実験データもあります。にもかかわらず、今もほとんどのガムに使われている状況です。
逆に言うと、アスパルテームの使用が禁止されると、ガムメーカーが困るので、使用が認められ続けているのかもしれません。
アスパルテームは、L-フェニルアラニンとアスパラギン酸が結合したものであり、そのためか「安全性に問題はない」という研究者が少なくないようです。
なぜなら、どちらもたんぱく質を構成するアミノ酸であり、それらが結合したものが危険であるはずがないというわけです。
確かにそれだけなら、安全性に問題はないのかもしれません。しかし、そこに劇物のメチルアルコールが結合すると、話は別なのです。これが結合することによって、L-フェニルアラニンとアスパラギン酸は、まったく別の化合物になってしまいます。そして、まったく別の性質を示すようになるのです。
(「がんになる29の添加物を食べずに生きる方法」)
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