●昨今の若者の不自然な性徴
深澤真紀さんの「草食男子」という言葉が時代にマッチし、ポピュラーになりました。
テレビでは”おねえキャラ”とかニューハーフといわれるタレントさんが目立ちます。
そして、わが国は未曾有の出生率の低下に直面しています。このことは、偶然同時に起こっていることなのでしょうか。
多くの日本人は出生数の減少に強い危機感をもち、国もその低下に歯止めをかけるべく、躍起となっています。
もちろん、これらの変化をもたらす多くの因子を考えなくてはなりません。運動選手は”性にも強い”といわれていますが、運動が男性精子数を増やすことはあると思います(ただし、過度な運動は精子を減らすようですが)。
運動せず、ケータイやパソコン、テレビなどに多くの時間をつかう人は、精子数が少なくてもおかしくありません。しかし、原因は運動の不足だけではないでしょう。
現在、20歳代の人の精子数は、何と40歳代の人の半分だといわれています。この世代間の著しい変化の違いはなんでしょうか。それは、あるいは「親の世代の食生活の違い」かも知れません。
40代男性は、親の世代が戦後の食糧変化、植物油の大量使用の変化をあまりうけていません。
ところが、現在20代の若者は、親の世代から「植物油漬け」なのです。
環境ホルモンの影響、油脂の微量成分の影響は、胎児の時から遺伝子に影響を与えるので、時間がかかりますが変化は確実におこるのです。
(「本当は危ない植物油」)
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