水推しで(笑)
20年くらい前にアルカリイオン浄水器(20万くらい?)で飲んでいましたが、確かに浸透する感じはあるしコーヒーも美味い♪カートリッジのランニングコストが若干高かったかな~って記憶w
●還元力の強い水こそ「よい水」の条件
よい水といって「水道水」を思い浮かべる人はさすがにいないと思います。水道水には消毒に使われる塩素のほか、発ガン物質であるトリハロメタンやトリクロロエチレン、そしてダイオキシンなども含まれていることが広く知られています。これら水道水に含まれる物質については、すべて安全上の基準が決められていますが、水道水が毒性のあるものが入っている水であることは事実です。
水道水が塩素で殺菌されていることは有名ですが、なぜ塩素を水に投入すると殺菌できるかご存知じでしょうか。じつは、水に塩素を入れると、水の中で大量の活性酸素が発生するのです。その活性酸素によって、微生物が死んでしまうので、結果的に殺菌されたということになるのです。しかしこの殺菌法では、水中の微生物が死滅すると同時に、水そのものも酸化してしまうのです。こうして水道水は、酸化された水になってしまいます。
こうした水の酸化の度合いを測るものに、「酸化還元電位」というものがあります。酸化とは、原子レベルで見ると、電子が離脱または取られる過程のことです。還元はその反対で、電子を受け取ることです。つまりこうした電子の増減を測定することによって、その水が他の物質を酸化させやすい状態にあるのか、還元させやすい状態にあるのかを知ることができるのです。したがって、電位の数値が低い(マイナス方向)ほど還元力(他の物質を還元させる力)は強く、高い(プラス方向)ほど酸化力(他の物質を酸化させる力)が強い水ということになります。
それで見ると、水道水の数値は非常に酸化力が高い水であることがわかります。とくに東京や大阪など大都市の水は600~800と非常に高い数値が出ます。
ではどのような水が、還元力の高い水なのでしょうか。
還元とは電子を受け取った状態をいうと説明しましたが、こうした状態の水を電気的に分解して作り出したものが、いわゆる「還元水」というものです。こうした浄水器は、水を電気分解することによってイオン化し、還元力のある水を作り出しているのです。
アルカリイオン浄水器もマイナスイオン浄水器も同じような仕組みで還元力のある水を作り出しているのですが、電気分解する際に陰極にカルシウム、マグネシウムなどのミネラルがついてくるので、電気的に処理された水ではより多くのミネラルをとることもできます。また電気分解の際に活性水素の発生も起きるので、体中の余分な活性酸素を除去する作用もある程度、期待できるかもしれません。こうした浄水器を通した水は、水道水に含まれる残留塩素や化学物質も取り除かれているので、「よい水」ということができます。
また、最近はよい水の条件として「クラスター」といわれる、水の分子が小さいことをあげる人もいますが、クラスター説については、現状では賛否が分かれており、まだ明確なことはわかっていません。
このように考えていくと、「よい水」というのは、「化学物質に汚染されていない、還元力の強い水」ということになります。
現在日本では、国産物、輸入を含め、たくさんの種類のミネラルウォーターが売られています。水に含まれるミネラルのなかで人間にとってとくに大切なのは「カルシウム」と「マグネシウム」です。この二つは、じつはバランスがとても大切なのです。口から入ったカルシウムは、細胞の外液には行かず、細胞の中にとどまるといわれています。細胞内にカルシウムがたまると、動脈硬化や高血圧の原因になりますが、マグネシウムをバランスよくとっていれば、カルシウムが過剰にたまるのを防ぐことができるからです。その比率はカルシウムとマグネシウムで2対1といわれています。そういう意味では、マグネシウムを含んでいる「海洋深層水」や、マグネシウムとカルシウムのほかにも鉄や銅、フッ素など数多くのミネラルがバランスよく入っているほかの硬水も「よい水」といえるでしょう。
(「病気にならない生き方」)
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