●とりあえず乾杯は生ビールです!
仕事やスポーツの後の冷えたビール、美味しいですよね。僕も若い頃はビールを毎日たくさん飲んでいました。ですが、やはりビールも糖質の塊。ビールの大ジョッキ1杯にはおよそ25gの糖質が入っています。食パン1枚の糖質が約30gですから、僕に言わせるとビールは”溶かしたパン”を飲んでいるようなもの。
昔ながらの製法で大麦、ホップ、水だけで作った本物のビールとは違い、今のビールはトウモロコシや米などのでんぷん質を副材料に含み、スピーディに大量生産するためにさまざまな加工がされたり、添加物が加えられています。
また最近人気の「糖質オフ」や「ゼロカロリー」なら大丈夫と思っていませんか?
ヘルシーだと誤解している人がとても多いのですが、甘い言葉に惑わされてはダメ!これらには人工甘味料や添加物がたっぷり使われています。いくつかの大学の研究によると、炭水化物と人工甘味料を一緒に摂ると、セロトニンという脳内物質が阻害されて満腹感を感じにくくなり、食べすぎてしまうという報告もあるのです。
乾杯のビールはやめましょう、とまでは言いません。ただ、僕も以前はよく飲んでいたのでわかるのですが、乾杯で大きなジョッキを頼むと一気にたくさん飲んでしまいますし、つい勢いでお代わりしたくなるんですよね(笑)。せめて乾杯のビールは小瓶で頼むか、小さなグラスに替えて、1杯にとどめておくようにしましょう。
(「老けない人はやめている」)
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