●食べる順番にも配慮しよう まずは野菜から
最近、食べる順番と血糖値の変化が関係していることがわかり、注目されています。
かつては給食で、ごはん、おかず、野菜とバランスよく食べる「三角食い」が推奨され、野菜だけ食べる、おかずだけ食べるという「ばっかり食べ」はお行儀が悪い食べ方とされていました。
ところが、最近、まず「野菜」を先に食べ、次に肉や魚などメインのおかずを食べ、最後にごはんやパンなど炭水化物を食べるという、究極の「ばっかり食べ」こそ、血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの大量分泌を促す食べ方として、糖尿病の患者さんやダイエットにすすめられています。
よく考えてみれば、これは会席料理やフランス料理のコースと同じ順番の食べ方です。実は、本来はこれこそが正しい食べ方だったのかもしれません。
野菜から先に食べることで、血糖値の急上昇が抑えられるのは、野菜に含まれている食物繊維の働きによります。先に腸に入った食物繊維や脂質や糖質が、腸で吸収されるスピードをゆるやかにしてくれるからです。
砂糖中毒を招く血糖値の急上昇を防ぐためには、まず野菜、そしてメインのおかず、最後にごはんを控えめに食べるという順番で食事をしましょう。
(「砂糖」をやめれば10歳若返る!)
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