私はダイエットということをしたことがないので、リバウンドの経験もありません(^o^)
こんな話しがあるみたいです。
「脳はバカ、腸はかしこい」から抜粋。
●ダイエットが続かない理由
私の教え子にとても太った女医さんがいます。彼女の脳は極めて意志薄弱です。肥満は身体に悪いということを、医師である彼女は当然知っているはずです。しかし、何度ダイエットをしても続いたことがないというのです。
彼女は一生懸命、食事制限ダイエットをしていましたが、ストレスが溜まったある日の夜中、突然飛び起きて炊飯器いっぱいのご飯を食べてしまい、次の日からダイエットをやめてしまいました。ダイエットにはリバウンドの悩みがつきものですが、ストレス発散のために食欲に走ってしまうのは、脳にとって自然なことのようです。
私たちはネズミを使ってストレスの研究をしていますが、ネズミにストレスを与えると、一種の逃避行動として食べ過ぎてしまうことがわかりました。腸には悪いことでも、脳は「自分の報酬系を活性化させるために」食欲を満たす行動をしてしまうのです。
それでは報酬系とは何でしょうか。ヒトや動物が、欲求が満たされ、あるいは欲求が満たされることがわかっている場合、脳の「報酬系」と呼ばれる部分が活性化して、「快」の感覚を与えていることがわかっています。
欲求には、喉の乾き・食欲・体温調製などの生物学的欲求のほか、ヒトの場合、他者に誉められること・愛されることなど、より高次で社会的・長期的なものまで含まれています。
たとえば、「おいしい」という感覚を得ると、脳内の特定の部位が興奮し、脳内伝達物質のβ・エンドルフィンやドーパミン、セロトニンが増えて快楽中枢が刺激され、脳が幸福を感じるのです。その脳の幸福感を得るため、またおいしさを求めるーーこれが脳が自分の報酬系を活性化させる、ということなのです。
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