そう、水道水に入っている塩素と、歯磨き粉に入っているフッ素。
●水道水に含まれ、毎日摂取している塩素
塩素は特有の臭いを持つ黄緑色の気体で、毒性と腐食性を持つ。有機物と塩素が反応することにより、発ガン性が疑われるトリハロメタン類を生成するといわれる。
コレラなどの病気のほとんどの国で駆逐されたのは塩素を含んだ水道水のおかげでもある、と教科書的には書いてあるが、こんなことは歴史をしっかり勉強すれば大嘘だということがすぐわかる。塩素水が導入される前から致死性感染症はかなりの勢いで減少傾向にあったのだ。
塩素は強い毒性を持つため、人類初の本格的な化学兵器としても使われた。クロロホルムに関しては肝障害や腎症害を引き起こすことが知られている。ちなみに有名なダイオキシン類は塩素で置換された二つのベンゼン環という共通の構造を持ち、類似した毒性を示す。これらは近くの塩素化合物からすぐに作ることができる。
●フッ素を広める重要な目的
フッ素は非常に強い酸化作用があり猛毒である。フッ素の過剰摂取は、骨硬化症、脂質代謝障害、糖質代謝障害と関連があり、ガン化促進と脳神経障害という最も重い障害と関連する。低濃度のフッ化物溶液が動物実験で黒色腫の発生を12%から100%へ、著しく増大させたという研究もある。
このフッ素を世に広める重要な目的の一つとして、人民を奴隷化、ヒツジ化させるという目的がある。もともとフッ化物は、畜産家が手に負えない牛たちをおとなしくしたのが始まりであり、現代においてそれを人間に行っているだけだ。ソ連では強制収容所の囚人に、フッ化物を投与することでおとなしくさせていたのは有名な話である。
歯科治療においては、人口歯(義歯)の製造工程にフッ化水素が使われる一方で、虫歯予防にフッ化ナトリウムが使われることがある。
アメリカ合衆国では昔、水道水にフッ化物を添加する目的にフッ化ナトリウムが使われていた。歯のう蝕を予防するために歯磨き粉に添加されているというが、フッ素はむしろ歯に多くの弊害をもたらす。こうした弊害にもかかわらず、フッ素が世界に普及した理由は、アルミニウムの処理と並行して知識を集めねばならない。
(「医学不要論」)
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