いまや常識の話しですね。
●パンの風味向上のため危険な臭素酸カリウムを添加
山崎製パンの「ランチパック」は、コンビニなどで大々的に販売され、テレビCMも流されているので、ほとんどの人が知っているでしょう。そして、実際に食べているという人も多いと思います。
しかし、この製品には、ほかのパンには使われていない危険性の高い添加物が使われているのをご存知でしょうか?
一度そのパッケージをよく見てください。下の方に、「このパンには品質改善と風味の向上のための臭素酸カリウムを使用しております。残存に関しては厚生労働省の定める基準に合致しております。」という表示があるはずです。「ランチパック」には、たまごやピーナッツクリーム、ツナマヨネーズなど多くの種類がありますが、いずれにもこの表示があります。しかし、この「臭素酸カリウム」には、発がん性が認められているのです。
臭素酸カリウムが、小麦粉改良剤として使用が認められたのは、1953年のことです。小麦粉改良剤とは、小麦粉をパンを作りやすい性質に変えるためのものです。その後、イーストフードに混ぜる形で使われていました。
イーストフードとは、イースト(パン酵母)のえさに混ぜて使われるものです。5品目程度の添加物を混ぜ合わせたもので、イーストのえさに混ぜると、機械でも簡単にふっくらとしたパンを焼きあげることができるのです。そのイーストフードに臭素酸カリウムも加えられていたわけです。
ところが、1976年、当時の厚生省が「臭素酸カリウムに変異原性がある」と発表しました。変異原性とは、遺伝子を突然変異させたり、染色体を切断したりするなどの作用をもつことです。これは正常な細胞に突然変異を起こし、がん細胞に変化させる可能性を示しています。
そして、ラットに対して、臭素酸カリウムの濃度が0.025%、および0.05%の飲料水を110週間あたえる実験が行なわれ、腎臓の細胞に腫瘍、および腹膜中皮腫というがんが高い割合で発生したのです。
(「がんになる29の添加物を食べずに生きる方法」)
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