●カップめん
胃の粘膜が荒れてがんになりやすい
一人暮らしの人や仕事が忙しい人の中には、毎日のようにカップラーメンを食べているという人もいると思います。しかし、そんな人はがんになる確率が高くなると考えられます。なぜなら、たくさんの添加物と多量の食塩、過酸化脂質によって胃の粘膜が荒れて、さらにそこに発がん性物質が作用すれば、がんが発生しやすくなるからです。
コンビニやスーパーには、様々なカップラーメンが山のように並べられていますが、いずれも調味料(アミノ酸等)やかんすい、酸味料、増粘多糖類など10種類以上の添加物が使われています。しかも、Na(塩分)が2~3g程度含まれています。これは、食塩に換算すると、5~8g程度にもなります。
また「油揚げめん」の製品がとても多い状況です。これは、揚げ油を使っているということですが、油は加熱されると、酸化しやすくなります。その結果、脂肪が酸化されてできた過酸化脂質が含まれることになります。過酸化脂質は有害であり、その量が多いと下痢を引き起こします。また、胃や腸の粘膜を刺激します。
カップラーメンを食べるということは、これらが一度に胃の中に入ってくるということですから、当然ながら胃の粘膜はそれらの影響を受けることになります。食塩は人間が生命を維持するうえで不可欠なものですが、多くとりすぎると、胃の粘膜を守っている粘膜を溶かしてしまい、粘膜が荒れてしまいます。さらに、添加物や過酸化脂質の影響も加わるので、いっそう荒れてしまうことになります。
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