風邪を引いたら風邪薬を飲まないでゆっくり休む。実感しています。
「カゼに解熱剤・抗生物質を乱用しないで!」
①インフルエンザは自然治癒力で治る。
ーウイルスによる病気で抗体ができるとともに4、5日で自然に治る。
②抗生物質はウイルスによるカゼには効かない。
ーウイルスを殺したり、増えるのを抑えたりするクスリはない。「肺炎の予防」と称してカゼに抗生物質を処方する医師は多いが、早めに飲んだからといって予防はできない。逆に肺炎を引き起こしたり、副作用で発熱が続くこともある。
③カゼの熱は脳にこない。
ーカゼの熱で頭が侵されることはない。人間は42度以上にならないと、脳や体を障害されることはない。子どもが40度以上になる場合は、衣服の着せすぎやフトンのかけすぎがほとんどである。
④「ウイルス疾患に解熱剤を使わないこと」(米国小児科学会)
ー発熱は、ウイルスや細菌との戦いを知らせるシグナルである。体に侵入したカゼ・ウイルスに対する抗体ができないと熱は下がらない。熱を下げることに固執するより、熱による水分の喪失に注意して、適当な組成の水分を摂取すること。
ーアメリカ小児科学会は「ウイルス疾患に解熱剤を使わないよう」に警告している。
どうしても熱を下げる場合は、ぬるま湯で全身をふくことを勧めている。
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