五輪マラソン2大会メダリストの有森裕子さんのインタビュー。
考え方は一緒でした。
●「これしかない」と思えるもの
「これしかない」というのは何か寂しいことと思わせるような、否定する風潮が一時期なかっただろうか。「何か偏ってるよね」というような。でも私は、何でもあるよという中でそこそこのレベルで終わるような流れになっているとしたら、「これしかない」という時期を応援する。
一生、そうでなくていい。だけど、心身ともにがんばれる時に「これしかない」と思えるものに出会えることの大切さはあると思う。そのタイミングは、逃したら2度と来ない。
そこそこだったら、いつでも、何でもできる。本当に何かしたいと思う時に、身体も心もすべて合致して「これしかない」ものをつかめるタイミングは、一生に一回しかない。どれだけハングリーになれるかどうかで分かれるだろう。
●実業団は「仕事」の場
実業団チームに入るということは、究極の仕事を選択して行くはずなのに、今はそのあたりの心持ちがめちゃくちゃ緩い感じがしてならない。採用する企業側も、厳しい目線で選手を選んでほしい。入ったチームを平気で辞めるような選手は、マラソンをリタイヤするのと一緒で、絶対にクセになる。一回目のところで散々な目に遭ったというなら別だけど、「何か自分と違う」とか「何か合わない」という理由で所属を替える人で、うまくいった人を見たことがない。
会社本来の業務につかず、練習だけそこそこやって、たいした成績も出さないのに一人前の給料をもらう。それは、一生懸命仕事をしている社員や、必死にがんばっている選手に対して失礼極まりない。そのあたりを十分に覚悟して入るのが、実業団だと思っている。「楽しければいい」「社員が元気になってくれればいい」というのであれば、会社の同好会と同じではないか。
(「月間陸上」)
まー直に言ったら嫌われるでしょうね~(笑)息が合えば集中できるでしょうが。
そもそも実業団じゃなきゃ陸上競技ができないわけではない。昔から公務員は運動できる時間があると言われているけど。
基本トップアスリートは自分で環境を整える人は少ないから、そういう意味では頑張りはしないでしょうね。
小出監督で成功する人間は、自分から教えを乞うパターンが多い気がする。
運動は年齢が若い方が良いし、コーチは経験豊富な方が良い。
一人じゃ強くはなれないでしょうな~
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