「医者いらずの食」から引用
「間接糖」を摂ることが大事
体で使われる糖分は必要なのだが、それは体内で分解され、分解されて初めて糖になる「間接糖」であることが、健康を保つうえでは重要となる。すぐに血糖値が上がってしまう「直接糖」は体に非常に有害である。だからこそ、砂糖は避けねばならないのだ。
白米がダメな理由も、第一にここにある。ホールフード、すなわち「自然のまま丸ごと食べること」が推奨される理由も同様だ。玄米などが推奨される理由の一つもここにある。
これを示す端的な指標の一つがGI値である。GI値とはブドウ糖の吸収と血糖上昇を100とした場合、他の食材がどれくらい血糖を上昇させるかを示したものだ。糖の弊害を考えれば、GI値が低いものが推奨されるわけだが、低ければなんでもいいわけではないことに、食材の難しさがあるともいえよう。
ちなみに白米は83、食パンは90、じゃがいもは89、ラーメンは72くらいの数字になっている。野菜は比較的低いものが多いが、なかには高いものもある。
意外なのが果物で、バナナでさえ54、イチゴは29、みかんも30とかなり低い。ただ現在売られている果物は、品種改悪により糖度が上げられているものが多いので注意する必要がある。肉も比較的数字は低く総じて50以下で、魚も同様に50以下となっている。
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