ミトコンドリアとビタミン
細胞の中にある小器官の一つ、ミトコンドリアはエネルギー産生において重要な働きを持っています。ミトコンドリアはクエン酸回路(Krebs回路、トリカルボン酸回路)で糖質、脂質、タンパク質からATPというエネルギー源を作り出します。
このクエン酸回路でのATP産生において重要なビタミンというのが、ビタミンB群です。特に必須のビタミンとして、リボフラビン(ビタミンB2)、ナイアシン、チアミン(ビタミンB1)、パントテン酸の4つが挙げられます。...
ビタミンB1欠乏は脚気という病態を招くことで有名ですが、実はビタミンB1は玄米よりも、動物性食品に多く含まれ、特に豚肉とウナギにたくさん含まれています。また他のビタミンB群も動物性食品に豊富に含まれていますから、動物性食品をしっかりと摂っていると、ビタミンB群欠乏は起こらないのです。
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