【クロム考】
クロムは糖代謝に必要なインシュリンの働きを助け、糖やアミノ酸
糖質の正常な代謝を促し運動効果を上げるクロム
ダイ工ットのための運動は、摂取したエネルギーよりもたくさんの
それには体内最大のエネルギー消費組織である筋肉に、どれだけス
そこでいま・ダイエット先進国のアメリカなどで話題になっている
クロムは長年毒性ミネラルだと考えられてきましたが1975年に
エネルギー源として糖分を摂ると、主に筋肉細胞(エネルギ一をた
ここで注意したいのは、運戴不足気味で肥満傾向ににある人。
こういった人は、エネルギーを溜め込みやすい脂肪細胞がたくさん
実際、クロムは筋肉細胞に多く含まれていますが、運動して筋肉を
このように、クロムの摂取も運動を前提としなけれぱ意味がありま
体重だけ気にするダイエットはもう古い。ダイエットは、体脂肪を
ヘルシーダイエットをもっと効率よく、効果的に。身体も心も軽や
クロムを多く含む食品
肉類、レバー、ひじき、乾燥わかめ、ほたて、カキ、米ぬか、リン
脂肪を減らして筋肉をつけるクロム
クロム…血中コレステロール値を下げ、体の脂肪を減らし筋肉を発
↓
インスリンが糖だけでなく脂肪とタンパク質の代謝にも密接に関わ
☆ミネソタ州立大学の化学教授ゲイリー・エバンスと医師ジャック
①糖尿病の患者にクロムを与えたところ、血糖値が下がっただけで
②ミネソタ州立大学でウエイト・トレーニングのクラスに入会して
A.クロムを1日に200mcg
B.ニセ薬
6週間上記を摂取し続けた結果、Aの学生達はBの学生達より約3
Aは平均して筋肉が1.6kg増えた。
Bは平均して筋肉が0.545kg増えた。
※筋肉が発達して脂肪が減った結果として体重が減るというのが良
③トレーニングを積んだフットボール選手での比較
A一クロムを1日に200mcg
B.ニセ薬
同じウエイト・トレーニング・プログラムを研究者の管理のもとで
Aは2.6kg筋肉がついた。
Bは1.7kg筋肉がついた。
体膓肪に関して、
Aは3.4kg減→体脂肪比率が平均15.82%から12.2%
Bは0.9kg減
A→筋肉の増加を差し引いて0.8kgの体重減
B→0.9kgしか脂肪が減らず、体重は逆に0.8kg増
クロムの働きは脂肪を減らして筋肉を発達させる。
量的には脂肪の減らしの方が大きい。
④100人を越えるオーバー・ウエイトの人達を3群に分けて実験
A.クロムを1日に200mcg、B.400mcg、C.ニセ薬
しかし、A・Bグループには体脂肪1.9kg減、筋肉0.6kg
↓
クロムだけの効果
A・B間にほとんど差が認められなかった。
よって1日に200~250mcgの摂取が望ましいと思われる。
クロムは、糖代謝に必要なインシュリンの働きを助け、糖やアミノ
成人病としての糖尿病はインシュリンの不足よりも、クロム・亜鉛
血糖は細胞内にとり込まれて、はじめてエネルギー源になります。
そのためには血糖が細胞膜をうまく通過する必要があります。
そのためには細胞外液のぺ一ハーが酸性に傾いていないこと、血糖
クロムと亜鉛はこのGTFの必須成分なのです。
西洋医学は、この細胞外液のぺ一ハーのコントロールということに
しかし、東洋医学の手法の多くは、結果としてこの正常化に成功し
ぺ一ハーが合わなくて、生命活動の基本的な場で働く酵素の活性が
この差は実に大きいのです。
ミネラルの重要性もここにあります。
酵素の活性はミネラルが無ければもともとないからです。
水を電気分解した電解イオン水で慢性病タイプの病気がウソみたい
医学が今日ほど進歩していなかった時は、このクロムの働きが知ら
インシュリンは、ホルモンですから三ヶ月以上注射をつづけると、
そうなる前にクロムを充分摂ってみてください。
クロムは吸収がきわめてむつかしいので、その吸収を助ける酸を一
9割のケースで糖尿病の症状はウソのように消えます。
毛髪分析でクロムがかなり低めに出た人は、糖代謝がうまくいって
クロムの不足をほっておくと、やがて動脈硬化から心臓病のコース
毛髪分析でクロムと銅が同時に足りなければ、このコースをたどる
(平沼載彦)
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