いまだに肉を食べたら糞ずまりになって大腸がんになると言う輩がいる。
先住民が肉を多く食べていてがんが多くなった話しは聞いたことが無いところから、「肉を食ったらがんになる」は最近の話しだろう。
そりゃ~現代は糖質の過剰摂取で腸を痛め、遺伝子組み換えの穀物を食べているだろう動物(抗生物質もうたれているであろう)を食っていれば病気にでもなるでしょ。
引用)
栄養分子学を推進する溝口徹氏の著書がんになったら肉を食べなさい (PHPサイエンス・ワールド新書)の著書では、癌治療に欠かせない自己免疫力を保つためには肉などの摂取が必要不可欠であると主張されています。
溝口氏によると、もちろん肉だけではなく、高濃度ビタミンC点滴療法をはじめ、さまざまな栄養素をサプリメントや食事などので補うことによって、自己免疫力を最大にして癌と闘う力や癌との共存を図っていく方法を推奨されています。肉を食べるべきであるという理由は、
癌と戦うためには、血液中の蛋白質であるアルブミン濃度や酸素や栄養素を運搬するために重要なヘモグロビンを保つことががん治療において最も重要な要素であるからです。
癌は大量のブドウ糖をエネルギー(正常細胞と比較して6倍以上のブドウ糖を消費する)とし、細胞分裂を繰り返し、蛋白質を原料として成長します。
果物や穀物などの炭水化物中心の食事はブドウ糖の過度な供給源となります。(血糖値が高い糖尿病患者には癌の発症率が高いという実証データあり。)
癌患者は血液中のブドウ糖濃度である血糖値が正常であっても、肝臓は血液中へブドウ糖を供給し続けます。この原料として筋肉などに含まれる糖原生アミノ酸が使われるため、筋肉がやせてきて手足が細くなり、頬がこけるようになってしまうわけです。
肉食を禁じた食事指導に従い続けると、食事の多くは糖質となり、血液へのブドウ糖の供給原となるとともに、タンパク質不足に陥り、手足が細くなり力がでなくなるなどの変化を食い止めることができなくなります。
癌が大きくなるためにはタンパク質が必要になりますが、癌細胞の中に取り込むタンパク質はすべて血液中に含まれているタンパク質です。血液中のタンパク質とは、生きていくために非常に重要なアルブミン、ヘモグロビン、各種の酵素、ホルモンなどで、血液中で一定の濃度を保つように厳重に管理されています。
癌細胞は血液中のアルブミンやヘモグロビンなどのタンパク質を取り込み、癌細胞自身を大きく成長させるのです。つまり、がんの蛋白質利用量は、食事からの蛋白質の量とは全く関係がないのです。
また、癌細胞が好む環境のひとつに貧血状態であることがあげられます。貧血状態になると酸素を運ぶために必要な鉄が、十分にヘモグロビンに存在しないため、酸素を体の隅々に運べなくなります。
その結果、大量の乳酸が作り出され、癌が好む酸性に傾くアシドーシスという状態になります。
癌が進行すると、ほとんどの患者さんは貧血傾向になり、癌細胞はさらに居心地が良い環境下になり、元気に成長していきます。
癌細胞が好む酸性状態(アシドーシス)という状態は乳酸が多く存在する状態であると述べましたが、ビタミンB群が多く存在すれば速やかに分解処理されていきます。貧血でビタミンB不足の人は癌に好都合の環境であるといえるでしょう。(肉などにはバランスよく多くのビタミンB群が含まれています)
癌治療を専門とする代替療法のドクターの中には、活性酸素を発生させる可能性があるために鉄分の補給を控えるように指示する方も多いですが、活性酸素の発生は鉄剤の注射や大量の無機鉄の服用によって生じます。
レバーや赤身の肉、卵などの食品を食べたり、ヘム鉄と呼ばれる動物性タンパク質から作られた鉄剤を服用する限りでは、活性酸素(フリージカル)の発生はありません。
やってはいけない治療では、蛋白質に結合していない鉄が体内に増えることですので、医療機関でよく行われている鉄剤の注射はやってはいけない治療法のひとつです。
重度の貧血状態のときに、鉄剤の注射をすることがあるのですが、注射の後の倦怠感は無機鉄の大量投与によって身体の中で大量の活性酸素(フリージカル)が発生したことによるものです。
鉄分が多く含まれる野菜にほうれん草、小松菜、ひじきなどもありますが、これらはいずれも非ヘム鉄といい、蛋白質と結合していないため、肉などの動物性の鉄分に比べて5~10分の一程度吸収率が低くなります。また植物性の鉄分(非ヘム鉄)は、タンニンや植物繊維などにより吸収が阻害されたり、体内に吸収するためにはビタミンCや蛋白質を同時に摂取することが必要になります。
がんの治療中は筋肉が細くならないよう、貧血にならないように配慮するためにも肉や魚などの動物性蛋白質を積極的に食べることが重要です。
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