■頭痛の70%を占める「緊張型頭痛」とは
機能性頭痛の中でも「緊張型頭痛」は、日常的に繰り返される頭痛の約70%を占めるとも言われています。緊張型頭痛は、首や肩周辺の筋肉が緊張して血流が低下することにより、頭全体の圧迫感や後頭部の痛みが起こります。そのため、デスクワークの人を中心に、毎日のように頭痛に悩まされるケースも少なくありません。
■緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛の原因は、頭部や腕を支える頚部の筋肉がこわばってしまうこと。肩こり悪化とも関連しています。首の筋肉がこわばる原因としては、以下のようなものがあげられます。
・心配事や緊張を強いられる出来事など、精神的なストレス
・デスクワークなど、同じ姿勢が毎日続く仕事環境
・運動不足傾向で、肩甲骨を動かすような体操も特に行っていない場合
・目を酷使するようなパソコン作業
・クセになっている睡眠中の歯軋りやくいしばり
・手先の細かい作業など、手・指に集中した仕事
上記のような原因で、頭部や腕を支える筋肉が疲労したり、頚椎の関節の動きが悪くなったりといった機能低下が起き、結果的に緊張型頭痛を起こす首・肩周辺の問題が慢性化してしまいます。
緊張型頭痛の予防法は、「緊張状態をコマメに断ち切る」こと。
緊張型頭痛では、体を活発に機能させる交感神経系の働きが優位になりがちなので、この働きを鎮めるような動作をコマメに取り入れると、首・肩周辺の筋緊張の緩和が期待できます。具体的な方法をご紹介しましょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000002-nallabout-hlth
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