高齢者は特に歩くことは重要で、歩く動作だけでは足りない部分はスクワットなどして機能を維持、または落ちる速度を緩やかにしたいですね。
引用)
歩くスピードは、男性でも女性でも歳とともに遅くなります。交差点では1分間に60m歩くことを標準に青信号の時間が設定されています。私たちの研究から、高齢者の多くが普段より急いで信号を渡らなければ間に合わないということがわかりました。歳をとるとどうしても小股で、小刻みに歩く傾向がでてきます。歩行のスピードは体力全般の代表的な指標でもありますから、何とか歩く速さを年齢相応に維持したいものです。
そのためには、こまめに散歩をして、普段より少し早めに、また大股で歩くことを心がけるのがよいでしょう。すると、自然に背筋をのばし、腕を大きく振って歩くようにもなります。そしてできれば自分の体重を利用した、下肢のレジスタンス運動を取り入れるとよいでしょう。いくら速足で歩いても、下肢の筋肉全体の半分ほどしか使われません。残りの半分も積極的に使うようにして、足腰が弱るのをできるだけ防ぎたいものです。
コメントをお書きください