物騒な話になりますが、7・8月は高齢者が亡くなる確率が上がります。ちなみに我が家の母と伯母さんは7月頃亡くなりました。
次に注意したいのは冬ですね。冬のお風呂。寒暖の差が激しいので注意が必要です。
引用)
熱いお湯につかると皮膚表面の血流量が大幅に増えるため、脳や心臓などへ回るべき血流量が急激に少なくなり、高齢で動脈硬化が進んでいる人には大変に危険な状態と言わざるを得ません。脳への血流が少なくなってめまいやふらつき、意識がなくなるといった意識障害が起こると、浴槽内で溺れたり洗い場で転倒するなど事故の危険が高まります。
また、熱いお湯に長い時間つかっていると、発汗が進んで血液の水分が減るため血液が粘っこくなったり、血流を妨げる血の塊(血栓)ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす危険があります。
日本人には「熱いお湯でないと入った気がしない」という人も多いようですが、特に中高年や生活習慣病のある人は、熱いお湯は避けるべきでしょう。
高齢者の入浴中の事故死は寒冷地ほど多くなるといえますが、例外的に青森県と北海道は死亡率が低く、その理由は暖房設備が整っていて室内が暖かく維持されているからではないかという指摘もあります。
さらに、高齢者の入浴で意外な盲点になりそうなことを一つ挙げておきましょう。それは、かつて東京消防庁が調べたところ、入浴中の急死者の多くが自宅で一人で入浴していた健康で元気な高齢者だったということです。支援や介護の必要な人なら家族や介護者が注意しているので事故は起きにくいでしょうから、暖房の問題とともに注意が必要なことだといえるでしょう。
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