メンタルトレーニングというのを高校生ぐらいから知っていましたが、陸上競技をやっている上で重要でした。
大会とかは極度に緊張することが多いですが、それをコントロールできなければベストパフォーマンスは出せません。
トレーニングの段階では、コーチとの信頼関係が無ければ苦しい練習を有意義にこなせることはできません。
どちらにせよ集中力がなければなりませんね。
だいたいの人は中途半端な集中力と信頼関係になってしまいます。ある意味盲信できないんですね。最近はPCがあるから特に信じているようで信じていない人が多いと思います。
トレーニングで言えば初日から良い結果が出ているわけではなく、何か月か後に良い結果が出るということを「信じて」行うわけです。
色々疑うのも良いんですけど、一発集中してやって結果を出してダメなら切り替えれば良いぐらいの集中力と余裕は必要だと思いますけどね。
引用)
それではスポーツメンタルトレーニングで指導する心理的スキルと、その流れを大まかに説明しましょう。
(1) 目標設定
多くの方はすでに競技に対して何らかの目標を持っているでしょう。しかし、その目標を実際に言葉にすることができるでしょうか?またいろいろな目標が漠然としていて、いつまでに達成するのか、達成するにはどうしたらいいのか、といったことが明確になっていないかもしれません。
目標の設定は自分の目指す競技レベルや具体的な成績についての目標を明確にして、さらにそれらを一つ一つ達成していけるように順序立てていくことを目的としています。そして目標の実現に向けてやるべきことを明確にし、自覚することが最終的な目標です。
(2) ピークパフォーマンス分析
体のトレーニングをするときには自分の今の力量を知らなければ効果的に行うことはできません。メンタルトレーニングにおいても同様のことがいえます。つまり、自分の心理的な能力がどれほどのものであるのか、もしくは自分が今どのような心理的状態にあるのか、を把握していかなければならないということす。試合のときの状態を知り、書き込み用紙や質問紙を使って振り返り、イメージトレーニングやイメージリハーサルに活用していきます。
(3) リラクセーショントレーニング
競技としてスポーツを行っている以上、過度の緊張状態や競技に対する不安を感じたことがあるでしょう。
リラクセーショントレーニングは競技直前に起こる過緊張や競技不安を軽減するために、緊張感や不安感に対する感じやすさを低減するためのトレーニングです。この練習は技術的な練習と同じようにできるだけ毎日行うことが大切です。
また、単にリラックスのためのテクニックとして利用するほかに、コンディショニング、安眠、食欲の増進、イメージトレーニングの準備など、様々な利用法が考えられます。
(4) イメージトレーニング
スポーツメンタルトレーニング、と聞いて最初に思い浮かべるのはイメージトレーニングではないでしょうか?試合場面についてのイメージを思い浮かべる、といったことは選手の皆さんならば一度はやったことがあるでしょう。
イメージトレーニングは練習や試合場面を想定してその視覚像や筋運動感覚などをできるだけリアルにイメージして、試技の流れや会場の雰囲気などをあらかじめシミュレーションして、競技中のあがりを少なくするための集中力を保つための方法です。また、技術の習得のための補助的な練習にも使います。
イメージトレーニングはリラクセーショントレーニングと密接に関連しあっています。イメージトレーニングを行う時にはリラクセーションのテクニックを用いて、心身ともにリラックスした状態を作り出してからのほうが効果は高いとされています。
(5) 心理的コンディショニング
日常的に練習日誌をつけている選手の方もいらっしゃると思いますが、それも心理的コンディショニングのひとつの方法といえます。この練習日誌を利用して、試合までに心理的状態をピークにもっていくための調整法を習得します。また、なんとなく自覚してきた「気分の波」のようなものを図にして示すことで、こころの状態を自分で理解できるようにします。
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