●目標
何となくやるより目標を立てて行う方がやりやすいですね。
目標はよりリアルにイメージしたいものです。
盲信はいけないとは個人的には思いません。目標を立て計画を立てやり切ってダメなら、また新たに目標を設定すれば良いのですから。まー、本当にダメになる手前で回避できるセンサーがあると便利ですね。
困難に負けずに目標を達成するタイプの人を目標達成型とすると、物怖じしたり気弱になって挫折する人は失敗を避けようとするあまりにかえって成功を遠ざけている感があります。
仮にこの二つに単純化して分けて考えると、ベースとなる考え方に明確な違いがあるのだそうです(実際はこの二つのどちらかではなくて、どちらに近いかという連続の上に私たちは乗るはずです)。
目標達成型の人は、困難なタスクの成否は自分のイニシアチブの取り方、実行の仕方、達成するまでの継続力にあると捉えるのに対して、失敗回避型の人は手持ちのリソースの量や状況に左右されると捉えがち(「難しすぎる!」「時間がないのでできない」)
困難に直面した目標達成型の人はそこに「機会」や「価値」を見出すのに対して、失敗回避型の人は失敗して恥をかく「脅威」を感じてしまう。
目標達成型の人は困難に対してさらに集中力とコミットメントを強めるのに対して、失敗回避型の人はそのストレスに耐えられなくなる。失敗を回避する人は、そうした努力をいきすぎている、あるいは無理をしていると感じがち。
目標達成型の人はタスクを進めながらもスキルを向上させて最終的には達成できると考えるのに対して、失敗回避型の人はスキルは固定していて、いま持っているもので戦わないといけないと考えがち。
目標達成型の人が、「やってみるまではわからない」「とにかくできるまで何千回でも試すんだ」というとき、失敗回避型の人は「やめどきが肝心だよ」と考えてしまう。
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