ひと口にスタミナと言っても、その意味はさまざま。マラソンで35キロ過ぎから求められるスピードも、ボクサーが1ラウンド全力で動くために必要な体力も、どちらもスタミナのひとつである。
トレーニングでスタミナ養成という場合、目的は2つある。第一は一定の負荷の運動で養う持久力、そして第二がインターバルトレーニングで鍛える耐乳酸能力だ。前者は競技時間の長いマラソン、後者は素早い回復能力が必須のボクシングやバスケットボールなどに効果を発揮する。
「スタミナ養成には全身運動、かつ強度が一定で、リズミカルな運動が最適です。ラン、スイム、バイクが3大スタミナトレーニングと言えますが、ランは体重を支えるために関節にかかる負担が大きく、スイムもテクニックに依存する部分が大きい。そこでボクはバイクトレーニングをオススメします」
コメントをお書きください