先日のブログでは外反母趾と「足のアーチ」についてお話ししました。
外反母趾のように痛む足の部位の一つに、かかとがあります。
最近はジョギングブームもあり、かかとに痛みを覚える方も多くなってきました。
そのようなかかとの痛みを覚える病状の一つに、
「踵骨滑液包炎(しょうこつかつえきほうえん)」というものがあります。
立って歩くなかで体重を受けてかかとは衝撃を吸収するだけでなく、
アキレス腱がつくところとして大きな力を受けています。
かかとの骨である踵骨(しょうこつ)の後面にアキレス腱がついています。
そして底面には足底腱膜(そくていけんまく)という膜のように薄く幅広い腱が
足の裏に広がり、足のアーチ構造を支えています。
また、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)がふくらはぎ部分に広がり、足先から太ももを支えています。
足底腱膜、踵骨、アキレス腱、下腿三頭筋という一連の筋肉・腱・骨が複合体となっている中に
脛骨(けいこつ:すねの太い骨)、腓骨(ひこつ:外くるぶしの骨で下腿外側の筋肉に包まれている)、
距骨(きょこつ:くるぶしの中、踵骨の上にある骨)などが配置されています。
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