フィチンの効果について
http://getnews.jp/archives/244587
玄米とフィチン酸(長尾周格)
玄米や豆類などの外皮に含まれる“フィチン酸”が、鉄や亜鉛などのミネラルの吸収を妨げる、といわれています。
しかしこれは本当でしょうか。
... 玄米の糠の部分には確かにフィチン酸は存在しますが、すでに鉄や亜鉛などと結合した“フィチン”の状態になっているため、玄米がミネラルの吸収を阻害することは無いようです。
また、水に1~2日漬けておいて発芽玄米にするとフィチン酸が分解されるというのも、誤解があるようです。
確かに発芽させるとフィターゼが作られフィチン酸を分解しますが、1~2日水に漬けたくらいでは十分なフィターゼは出来ず、大半のフィチン酸は分解されずにそのまま残っているようです。
発芽玄米にはその他にも栄養面でもメリットがあるようですが、フィチン酸云々に関しては気にしなくても良さそうです。
ちなみにこちらのサイトが詳しく説明されています。
http://getnews.jp/archives/244587
玄米は何より効率の良い食物繊維の摂取元になりますから、においや食感は確かに悪いですけれども、白米ではなく玄米を摂るようにして欲しいです。
それでもお米は糖質の塊ですから、取り過ぎには注意していただきたいと思います。
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